
株式会社北斗七星 代表取締役社長
増田 明彦様

- 風雲丸 松山空港通店 ・ 松山椿店 計2店舗を運営
早期リタイアを期に起業。
今では一緒に働く仲間のための店作りに尽力
加盟までの経緯を教えてください。
金融業で長年勤めていたのですが、会社が早期リタイアを募集。独立したいという気持ちがあったため、退職を決意しました。 最初はコンビニエンスストアへの加盟を検討していたのですが、条件などが合わず断念しました。次に検討していたのが飲食のFC加盟。なかでもラーメン店は行列ができるイメージだったため、飲食ならラーメンだろうと考えたんです。 ラーメンのFCビジネスを何社か比較検討しましたが、3ブランドをもっていることが決め手となり、WLへの加盟が第一候補となりました。広島で行われた試食会で3ブランドを食べ比べ、ばり嗎か風雲丸で出店したいと心が決まりました。 さて次は場所選びです。起業時に協力してくれた仲間が住んでいたので、松山市での出店を決意しました。地元から離れた場所での出店でしたが、当時はなりふり構っていられなかったので、迷いはありませんでしたね。丁度良く物件も見つかりましたが、近隣に豚骨ラーメンの店が2店舗あったため、風雲丸での出店を決めました。

オープンしてからの苦労はありましたか?
いざ出店し、まず戸惑ったのはスタッフとのコミュニケーションですね。金融業で部下として入社してくるのは、若くても大卒など、一定の年齢と学問を積んだスタッフです。しかし飲食店では、若ければ高校1年生。こちらではわかるだろうと思う伝え方でも、全然伝わらなかった。何度もスタッフと衝突をし、苦しい思いをしました。今になって思い返せば、店内の雰囲気も良くなかったかもしれません。 約5年が経過し、ようやく若いスタッフとのコミュニケーションがスムーズになった頃から、売上も上向きになってきました。 また、その頃に今でも主力で働いてくれている女性スタッフ達が入社。今につながる良い店舗づくりのサイクルが生まれた瞬間です。彼女達が若いスタッフらと自分の間をとりもつ役割を担ってくれたことから、店舗の雰囲気も良くなってきました。

嬉しかったことは?
例えば、先日入社してくれた高校1年生のスタッフは、もともと家族で通ってくれていたお客様です。働ける年齢になったら、必ず風雲丸で働きたいと家族で話していたそうで、お母さんから応募の連絡をもらいました。また、長年勤めてくれていたスタッフが妹を紹介し、その妹も長く活躍してくれたこともあります。他にも、高校1年生で入社した時には周囲も心配する程頼りなかったスタッフが、3年生の頃には周りから頼られる存在になるということもありました。風雲丸を通じて成長するキッカケを与え、一人ひとりがたくましくなっていく過程を見るのが、今の何よりの楽しみです。 独立した頃は店舗の2軒隣にアパートを借り、ガムシャラに営業をしてきました。でも、オープンから10年以上が経過して、ふと気づくと地元の方に受け入れられ、支えられてお店を運営できていることを実感しました。このような経験から、儲けよりも店舗を支えてくれる人たち、例えばお客様やスタッフのために店舗を運営したいという気持ちが強くなってきたんです。 2022年12月にはオープンから11年めにして過去最高月商を更新。オープンした頃と比べると倍以上の売上を記録しました。すべては店舗を支えてくれるスタッフのおかげだと感謝しています。
今後の目標は?
主力の女性スタッフ達から、「子育ても落ち着いてきたからもっと働きたい」と相談をされました。時を同じくして、条件の良い物件が見つかり、2店舗めとなる風雲丸松山椿店をオープンしました。今では、主力のスタッフを各店2名ずつ社員として採用し、店舗を運営しています。 新店を出店する時には、かつて学生時代に働いていたスタッフが花を贈ってくれました。あまりにも嬉しかったので、花が落ちた今でも事務所に飾っているんですよ(笑)この松山椿店も、地元の方に受け入れてもらえる店舗にしていきたいですね。多くの方にご来店いただいた暁には、3店舗めもオープンできるといいなと考えています。
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